その常識、おかしいでしょ?

タタナカです。現代のタブーや、よく考えるとおかしい常識を批判したいです。

与沢翼が詐欺まがいである理由

与沢翼だけでなく情報商材はほぼ全て詐欺まがい

与沢翼を筆頭に情報商材業界がかなり稼いでいますね。
彼らは経営者ではなく、突出したアフィリエイターと呼んだ方がしっくりくるかもしれません。

彼らの行っているスキームを時系列に並べると「接触 → 誘惑 → 洗脳 →販売」という一連の流れになります。

1. 広告(TV出演含める)を打ち、自身の存在を知ってもらいます。
2. 次に「月収1000万」などの甘い文言で顧客に無料のメールマガジン登録を促します。
3. 平均すると毎日1通、時間をかけてゆっくりと、高額商品を買う心理をユーザに植えつけるためのメールを送ります。ただ、この時点では何も売り込みにはきません。
4. 最後に商品を売りつけます。

この流れ、何かと似ていますね。
そうです、色々とトラブルの多い訪問販売をインターネットに持ち込んだような手法になっているのです。ただ訪問販売で「存在しない未公開株」を売ることは詐欺ですが、彼らのやっていることは「詐欺」ではなく、「詐欺まがい」です。

「詐欺」ではなく「詐欺まがい」の理由

購入者の大半が「未来への投資というい心理状態」まで調教された段階で高額なPDFファイルを買うに至るのですが、中身をみると書いてあるのは大抵「特に新しくもないインターネットマーケティングに関する話を散りばめた自己啓発本」か「自分と同じことをしなさい」的な内容です。

とてもチープです。

チープですが、彼らは購入者に対して「儲かる保証があるわけではないこと」をしっかりと明示しているため、日本の法律には抵触していません。

小賢しいですね。

しかし「儲かる可能性がある商品」っておかしくないですか。

「株をはじめなさい」

極端なことを言うと上記の文言が購入したPDFに書いてあっても、通用してしまいます。もはや何でもありなんです。でも洗脳されている顧客はそのことに気が付いていません。

つまり、このビジネスモデルの根幹は顧客を洗脳することにあるのです。
「詐欺」ではないですが、「詐欺まがい」です。
「実業」ではなく、完全に「虚業」です。