その常識、おかしいでしょ?

タタナカです。現代のタブーや、よく考えるとおかしい常識を批判したいです。

人の心の奥底

人は誰しも心の奥に闇があるというのは本当でしょうか。

もし、誰しもが心の奥に闇を持っているというのであれば、それほどありきたりなモノを闇なんてたいそうな呼び方をすることに違和感を感じます。

 

つまり、単なる悩みです。
誰しも悩みは持っていると思いますが、その悩みは人それぞれです。
人それぞれですが、カテゴリで分ければ10種類もいかないのではないでしょうか。
生きる上で悩むのは普通のことです。

考える生き物である限り、悩みはありますし、もしかしたら、子供を育てるエサをハンティングできないチーターのママにも悩みがあるかもしれません。

みんなが悩みを持っているのだから、それに負けずにがんばるしかないですね。
とは思いません。

そのくだらない悩みを他人と共有しようとする、その姿勢を改めろ。と思ってしまいます。

友達に相談して返ってくる返答は、いつも自分で考えた範疇を出ません。
ずっと悩み続けている自分の問答と、パっと今聞いただけの友達の返答、当たり前といえば当たり前なのですが、それが本質だと思います。

言葉はいつも言葉でしか通じ合えないのは、はがゆいものです。

言葉はいつも本質の周りをウロチョロしているだけで、気持ちの本質を言い当てるものが存在しない気がします。

カタチのないものだからこそ、言葉で表現したいのに、うまく伝わりません。

そうして、外に出ていけなくなった悩みが、もっと奥深いところに埋もれていって、いつか心の闇を形成するのだと思います。

だから、私は心の闇を持っている人を応援したいと思います。

自分と真摯に向かい合っている証拠だと思うからです。

結果として、何の手助けもできませんが、そういう人は好きだ思いながら接しています。

上っ面の悩みを打ち明けて、半分、自己陶酔の人たちを軽蔑しながら生きていきます。